エアーローラーはエアーベアリングシステムを応用した高性能なローラーシステムです。回転部分であるローラーシェルは、ベアリングユニットとの間の空気膜により、非接触で回転します。自走機能を持つエアーローラーもあります。

特徴

1．非接触回転による摩耗防止

エアーローラーは、空気圧によって内側と外側の部品が接触せずに浮かんだ状態で回転します。

摩擦や摩耗が発生せず、長期間にわたってスムーズな動作が可能です。

２．カーボン素材による焼き付き防止

万が一、部品同士が接触しても、外側には非金属多孔質体のカーボンが使われているため、焼き付き（摩擦による損傷）が起こりません。

信頼性が高く、メンテナンスも容易です。

３．省エネルギー性能

エアーローラーは、回転によって発生する気流を利用して外側の部品を浮かせるため、空気の供給がなくても回転を続けられます。これにより、エネルギー消費を抑えつつ、高い性能を維持します。

エアーローラー｜気体軸受け

エアーローラー｜気体軸受け断面図

最大回転数 40,000rpm

起動トルク 0.00981Ｎ・cm以下